“可愛い”だけでは物足りない。けれど“強さ”だけでもない。
モデル・タレントとして多彩に活躍する長谷川美月さんが魅せたのは、今を生きる女性が共感する“Ladylike”の新基準。
やわらかさの中に芯を感じさせる、気取らず凛とした佇まい。
そんな彼女の美しさを引き立てる、繊細で計算されたヘアメイクの全貌を徹底解剖します。
柔らかな気品が宿る、ネオ・レディな表情美
くっきりとした瞳と、どこか憂いを帯びた表情が印象的な長谷川美月さん。繊細でナチュラルな中にも、芯のある女性らしさがにじむ今回のビジュアルは、“Ladylike（レディライク）”を現代的に再解釈したスタイル。決して気取りすぎず、だけど気品を忘れないーーそんな美しさの在り方を、ヘアとメイクのディテールから紐解いていきます。
透明感に差がつく、ニュアンス仕込みのヘアメイク
エフォートレスな中に隠された繊細なテクニックが、今どきレディの決め手。
【HAIR】：ラフな波ウェーブで魅せる、柔らかフェミニティ
美月さんのしなやかなロングヘアには、ゆるやかな波ウェーブを忍ばせて。顔まわりにしっかりと動きを出すことで、輪郭に優しい陰影を与えながら、どこか儚げなムードも演出。無造作だけれど、計算されたレイヤーの重なりが印象的で、ナチュラルなツヤ感が春らしい軽やかさを感じさせます。仕上げには軽めのオイルでツヤを整え、空気を含ませるように指で揉み込むのがコツ。
【MAKE-UP】：うるみ目×血色リップでつくる、甘さ控えめなレディ顔
メイクのポイントは、濡れたような透明感のあるアイメイクと、ナチュラルな血色を宿すリップ。まつ毛は上げすぎず、目元に自然な奥行きを与える程度に。アイシャドウはピンクベージュのワントーンでまとめ、あくまで“さりげなく”。リップはピュアなローズカラーで、ふんわりと内からにじむようにぼかし、頬の血色感とリンク。チークも控えめに、顔全体のトーンを統一することで、上品かつ透明感のある印象に。
トータルイメージ：今の時代を生きるレディの、新しい“品格”
どこかアンニュイでいて、凛とした芯の強さを感じさせる、長谷川美月さんの“Ladylike”スタイル。肩の力を抜きつつも、自分らしい美しさを丁寧に表現することで、ナチュラルな魅力が際立ちます。トレンドを押さえながらも、自分のスタイルとして昇華している点が、まさに現代女性の象徴的美しさ。ヘアメイクがもたらす「上品さのアップデート」をぜひ体感してみてください。
Hair&Make: Chinatsu Munakata,Tamami Narita,Mayu Iwabuchi,Hirori Onishi,
Ryoka Iyota,Kanon Kimura（COVER HAIR）
Support Staff: Akari Maejima（COVER HAIR）
Photo:KIRUKE Style:Reica Ijima
Model:Mitsuki Hasegawa（VINEYARD）,Yuna Nakamata（OSCARPROMOTION）,
Rei Hozaki（OSCARPROMOTION）
COVER HAIR CREATIVE
COVER HAIR CREATIVE
HAIR MAKE
成田圭美
（COVER HAIR bliss 北浦和店）
「COVER HAIR（カバーヘアー）」が発信する年1回発行のヘア・ファッションマガジン。エイベックス・マネジメント、テンカラット、レプロエンタテインメント、プラチナムプロダクションなどに所属する人気モデルとのフォトセッションを通じて、クリエイティブな要素を取り入れたヘアスタイルを提案。また、サロンワークで実際に活用できるスタイルも豊富に掲載しています。
