カバーヘアクリエイティブが描く“ノスタルジック・カメラガール”の質感美

ihme issue1 の世界観に合わせ、COVER HAIR CREATIVE がヘアメイクを担当。
全体のディレクションは、同ブランド代表の谷本一典
70’sムード漂うレトロな空気感と、木津レイナ自身のしなやかな可憐さをブレンドしたスタイルは、
“写真を撮る瞬間のときめき”さえもヘアとメイクで語らせる。
ファッションと一体化した、アーティなニュアンスメイク&ラフウェーブを徹底解説。

レトロポップ×無造作フェミニンの甘い余

カメラを手に無邪気に笑う姿が印象的な木津レイナ。
全体は 70’s ライクな暖色のムードに寄せながらも、どこか現代的な軽さを纏っている。
くしゃっとした質感のロングヘアと深みレッドのリップが、
背景のグリーンやアイボリーのソファと絶妙なコントラストを生み、
“ファッションの中で息づくヘアメイク”として強い存在感を放つ。

質感を遊ばせ、ストーリーを纏わせる

谷本一典がディレクションしたポイントは、
“レトロ感のあるカラーリングと、質感のコントラスト”
ファッションの色柄に負けない存在感を出しつつ、
人物の可憐さをそっと引き出すバランスが秀逸。

【HAIR】:ナチュラルに揺れる“レトロ・ドライウェーブ”

ヘアはほどよく乾いた質感で仕上げたロングの無造作ウェーブ。
計算しすぎないランダムなカール感が、70’s映画の主人公のような軽さを演出する。

  • 根元はふんわり、毛先はラフに散らすことで“抜け”をつくる
  • 暖色系の赤みを帯びたヘアカラーが、レイナの肌の透明感を引き立てる
  • スタイリング剤は濡れ感ではなく、ドライなレトロ感を優先

ソファの上でリラックスした姿勢やカメラを構える動作の中でも、
髪が自然に表情をつくり、画に奥行きを与える計算されたスタイルだ。

【MAKE-UP】:深みレッドの“シネマティック・スマイル”

メイクはあえて“甘くしすぎない”方向性。
ポイントは大胆にのせた深みレッドのリップ
笑ったときの口角のラインや歯の白さを際立たせ、レンズ越しの空気まで艶めかせる。

目元はブラウンの陰影で柔らかく、レトロなムードを忍ばせて。

  • アイシャドウは赤みブラウンを薄く
  • まつげはセパレートで軽やかに
  • 肌はパールを抑えたソフトマット質感

ファッションの刺繍トップスやアクセサリーの重厚感と調和し、
“見ているだけで物語が進むような顔”に仕上げられている。

写真の中で息づく、現代のレトロミューズ

COVER HAIR CREATIVE と谷本一典が描いた木津レイナは、
レトロでありながら現代的、ラフでありながらエレガントという
二面性の美しさを持つ“レトロミューズ”。

カメラを手にした一瞬の仕草や、ソファにもたれる無防備な姿にさえ、
ヘアとメイクが物語を与えている。
ファッション、表情、空間すべてが一枚のシーンとして成立する——
そんな ihme ならではの世界観を、技術とセンスで体現したルックである。

●記事の内容は撮影時の情報で、現在と異なる場合があります。